3S症候群

アニメとか漫画に萌えたり怒ったりただだらだらと過ごしたりの日常。
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螺旋15巻
レポート終わってから買ってこようと思ってたんですが、弟が買ってきました(笑)
作者の言葉が気になっていたのでそこだけ読みました。
すると、

「最後の清隆と歩の対決のシーンは映画で有名だけれど原作はあまり読まれていないというメアリ・シェリーの『フランケンシュタイン』を下敷きにしている所があります」

という言葉が。
なんてタイムリー!ちょうど私が受けてる授業でフランケンシュタインを取り上げていたので手元にありますよ!!(笑)しかもそのどんぴしゃで創元推理文庫ですよ!

eBOOKだけど!

読むんならペーパーメディアをお勧めします…orz
読みづらい。

メアリ・シェリーのフランケンシュタイン。確かに名作です。構成力が半端じゃない!とても19歳の時に書いたとは思えません!すごい!

とまあ賛辞は置いておいて。

考察めいたことでもしてみようか、というのが今回のスタンス。

どのへんが下敷きになっていたのかなー、と、自分なりに探してみました。

フランケンシュタインのあらすじ、一応私のまとめで下のほうに書いときます。
全部話そうとすると膨大な量になるので簡単に。
出来れば本文を一読されることをお勧めしますよー。

(知ってる人のほうが多いでしょうが)一応補足。
勘違いされやすいですが、フランケンシュタインとは怪物を作った人の名前であって怪物の名前ではないので混同なされませんように。
(私は勘違いしてましたw)

で、あわせての考察ですが。

螺旋全体に掛かるフランケンシュタイン的な部分、というのは、怪物の創造、という点でしょう。
クローン(主に歩)/ブレチル=怪物(人に作り出された生命)
であり、人以上の力を持つ者、という意味もあるかもしれません。
怪物の場合は物理的な力でしたが、螺旋の場合は「能力」という意味での力です。
作り出した側の人間を殺そうとする、というのも神殺しをテーマにした「フランケンシュタイン」的と言えるでしょう。
ブレチルにすれば、人全般を殺そうとしながらもその部分を悲しんでいる点が怪物のようです。
作ったものを畏れる、という構図も、怪物を完成させながらも逃げてしまったフランケンシュタインの姿を垣間見せます。

このへんだけ見ると種思い出しますね!(笑)
ナチュラルとコーディネイター。

で、清隆と歩の対決のどこがフランケンシュタインを下敷きにしているか、という点。

フランケンシュタインは怪物に「自分と同じような存在の女を作ってくれ」と頼まれます。
フランケンシュタインはそれを一度は了承し、女を完成しかけるのですが、怪物の見ている目の前でその身体を解体して海に沈めてしまいます。

はいここ!

この場合、怪物が欲しがった「女」という存在は、怪物の孤独を埋めてくれる支えとなる存在であります!

螺旋に置き換えるならば、歩の精神の支えとなる「結崎ひよの」の存在。

この存在を解体することで、創造主(螺旋の場合はオリジナルであり、「ひよの」を創造した清隆)を憎む、という構図が出来上がっているところが重なりますね!

フランケンシュタインの場合は自棄になった感があったんですが、清隆は計算ずくで持ってきた、という点は多少異なりますが。

それから、怪物はフランケンシュタインが死んだときに嘆き悲しみます。自分の存在を唯一認めてくれる存在がフランケンシュタインであるということを知っていたからです。
この辺、歩が清隆を憎んだり恨んだりし切れなかった、と言っていたあたりと被りませんかね?(14巻)
歩は結局創造主を殺すことなく、その嘆きからは開放されたわけですが。
理解しあえると言う点だけを考えると火澄も出てくるんですが…ちょっと状況が違いますね。

あーそれからもう一つ。今度はキャラクターについての考察。
フランケンシュタインも怪物も、「自分の苦しみは誰にもわかりはしない、自分は孤独である」と常々言ってるんですがね!
これまんま彼らじゃないですかね!(笑)

こう見ていくとやっぱり重なるところがありましたねー。
なかなか考えると面白かった。

螺旋自体の終わりは、やっぱり釈然としないんですが、城平さんが「ひよのを歩と対等な位置に立たせたかった」という言葉を読んで、
ああ、まあ、あれでも良かったのかな。
という気分にはなってきました。

あ!四コマ笑いました!
歩ビジネスチャンスだよ一緒に行っとけよ!(笑)


城平さーん!!!

ひよの(仮)の本名ってなんだったんですかーーーーーー!!!




以上です(笑)

フランケンシュタインあらすじ読みたい方は続きどうぞー。
でもやっぱり実際に読むことをお勧めしますよ、わかりづらいから!w








主人公であるヴィクター・フランケンシュタインは天才科学者で、長年の夢であった生命を創造することに成功した。
しかし、その出来上がった生命は、あまりにも醜く、おぞましい姿をしている怪物であった。(身体自体は墓を掘り返した死体をつなぎ合わせたものであった)
フランケンシュタインはその生命を作り出したことを恐れ、逃げ出してしまう。
一方作り出された怪物は訳もわからず雨風を凌げるところを探し、やがてある家の物置で暮らし始める。そこで、インドからやってきた恋人に言葉を教える家主の息子の教えから、怪物は言葉を覚え、本を読み、知識を手に入れる。
そして孤独を知った怪物は、盲目の家主、ド・ラセーに友人になってもらうよう頼もうとするが、その醜い姿故に人々に誤解され、追放されてしまう。
悲しみにくれた怪物は、孤独に耐え切れずにフランケンシュタインに自分のような命を持つ女を作るように頼み込んだ。
一度は了承したフランケンシュタインだったが、完成間近になった女を見に来た怪物を見て心変わりし、完成させずにばらばらにして海に沈めてしまう。
怪物は自分を生み出しながら愛を与えてくれなかったフランケンシュタインに復讐を誓い、フランケンシュタインに関わりあう人間を殺し始めた。
方やフランケンシュタインは、愛する人々が殺されたことで怪物への畏怖や嫌悪よりも憎しみが増え始める。
フランケンシュタインは怪物を追い北極まで行き、遭難しかかったところを北極探検隊に助けてもらったが、ついに息絶える。そこに怪物がやってきてフランケンシュタインの亡骸を見るなり、怪物は嘆き悲しむ。
「ああ!もう冷たい、答えてはくれない」
怪物はフランケンシュタインに対する歪んだ思いと悲しみを、居合わせた探検隊隊長に吐き出すと、自らも死ぬために暗闇の中へと消えていったのだった。


……長かった……
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